アシナガバチ

画像自宅周りは、
引っ越ししてきた頃より、
住宅は増えたものの、
やはり畑がたくさんあります。

そのせいか虫たちもたくさん。

バッタやカマキリなど、
大きくってびっくりします。

蜂もよく見かけ、
気をつけていないと、
巣ができてしまう事も。

特にアシナガバチは、
足が長い分大きく感じ、
近くを飛ばれると身震いします。

息子が中学生の頃、
家の周りをよくアシナガバチを見かけました。

すると息子が、
自転車を入れている小屋に、
よくいるよって。

え!
それってそこに巣があるんじゃないの?

はい、ありましたよ、巣が。

隣の舅にSOS。

舅は「よし、分かった」と言い、
下着姿で殺虫剤を片手に、
蜂退治をしてくれました。

そんな思い出があります。




その舅は昨年の暑い夏、
体調を崩して毎日のように病院通い。

熱中症かな?

朝起きてしばらくして、
舅の今日の体調を確認に隣に行くと、
舅はまだ起きていませんでしたが、
アシナガバチが家の中にいました。

退治しておかないと、
万が一、舅が刺されては大変です。

自宅に蜂用の殺虫剤を取りに行って、
戻ると蜂がどこにいるか分かりません。

仕方ありませんから殺虫剤を置いて、
一旦自宅へ戻りました。

少し時間を置いて見に行っても、
蜂の姿はわからず、
そして舅はまだ起きていません。

朝から暑い日でしたので、
姑に居間のクーラーをつけて、
(居間しかクーラーは有りません)
舅をそこで寝かせるように言い、
再び自宅へ戻りました。

また少し時間をおいて様子をうかがうと、
まだ舅は自室で寝たまま。。。

時は既に11時過ぎ。

姑に聞くと、
声を掛けたけど起きてこない。
窓を開ければ風が通るから涼しい。
そう言います。

起きてこないじゃなくって、
連れて来ないと。
それに窓を開けても、
風なんてないから涼しくないけど。

熱中症になってしまうよ。

慌てて舅の部屋に行くと、
舅はぼーっとしていました。
急いで起こして居間のソファに寝かせました。

さっきまで隠れていたアシナガバチ、
舅の上にあるエアコンに止まったので、
殺虫剤を掛けると、
舅の顔周りに落ちました。

ごめんね、ハチさん。
そしてありがとう。

キミが部屋の中にいなければ、
私は何度も舅の家には行かなかったかも。
重度の熱中症で、
舅はかなり大変な事になっていた恐れもあります。

既に食事もろくにできず、
動くこともままならなくなった舅。

便秘のクスリを変えた影響や、
熱中症だけではなさそう。

かかりつけ医に紹介状を書いて頂き、
検査をすると末期の大腸がん。

大腸がんが原因で、
腸閉塞を起こしている事が判明。

がんの手術は無理で、
腸閉塞だけバイパス手術をして、
食べられるようにする事にしました。

手術は成功しました。

手術をしても年内って言われたけど、
軽~くお正月にを迎え、
さらには4月のお誕生日も過ぎ、
新元号「令和」も迎えられた舅。

4月中頃からまた食べられなくなり、
動けなくなった舅。

GW明けの診察で入院となりました。

5月下旬点滴を外し、
6月上旬は1口2口の食事だけ。

それもできなくなった舅は、
水だけになりました。

今まで水分なんてなかなか取れなかったのが、
一晩だけで800~1リットルも。

見舞いに行くと、
開口一番に「水」と必ず言う舅。

耳が遠くなった姑では聞えませんが、
水?って舅に確認して飲ませていました。

しかし痰がたくさん出てしまうので、
少しずつ飲ませるようにと看護師さん。

最期だから好きなだけ飲ませたいのですが、
朝は大変だったと聞かされれば、
言う事を聞かざるを得ません。



何故かこの6月中頃、
アシナガバチをよく見かけました。



ある朝、病棟から、
今朝から反応がない
息が荒いと電話がありました。

いつまでもつか分からないけど、
そう長くはないようなので、
グランドゴルフに行った姑を、
途中でピックアップして、
病院へ急ぎました。

舅は浅くかなり早い息。

しばらく様子を見て、
姑を置いていったん自宅へ戻り、
昼食後に再び病院へ。

舅は午前中は口を閉じていましたが、
午後は口を開けさらにしんどそうな息。

あれ、息が止まった?

脈を確認すると脈は有りました。
そして息を吸い、
また息が止まり。。。。吸い。

息が途中で止まるので、
慌てて旦那に電話。
まだその時は脈は確認できました。

電話を終えてベッドサイドに戻ると、
舅はまた息が止まっていました。

脈は?と、首に手を当てても、
どこにも脈をとれる場所は有りませんでした。

姑に先ほどから看護師さんを呼んで、
と言っても聞こえていないし。。。

あ、ナースコールをすればいいのか。

看護師さんを呼びましたが、
やはり心音は確認できませんでした。

その後先生が最終確認。



舅の旅立ちを宣告されました。




アシナガバチを見かけた数日後、
舅は眠るように息を引き取りました。



とても穏やかな顔で、
まるで眠っているようでした。


旦那が到着しましたが、
既に亡くなった後。

電話するまで脈があったよって伝えました。

旦那はどっちにしても、
意識がない状態だったから、
分かんないから、まあ、いいやって。



満84歳でした。

きっとお友達や兄弟姉妹、
そして長男である、
義兄が迎えてくれている事でしょう。

今頃はみんなと積もる話をしているのかな?
酒盛りでもしているかしら?

僕が一番の長生きだったよ、
って自慢しているのかな?

じいちゃん、
ばあちゃんの事は心配いらないからね。

ちゃんと面倒見るから、
安心してそっちで楽しく過ごしてね。

ねえ、じいちゃん、
できた嫁だったでしょう。

自画自賛してもいいよね。

ねえ、じいちゃん、
そっちに私が行ったら、
ちゃんと褒めてよ。

頑張ったねって。




そして舅の通夜葬儀は無事終えました。



この数日間、気忙しい毎日でした。


まだ書類提出や手続きや支払いなど、
やる事はたくさん。


旦那は今日から会社へ。


まあ、ぼちぼちやっていきましょう。



という事で、ご訪問遅れます。

(葬儀に参列できる格好の姉猫。知らない人、知らない場所がとっても苦手だから無理ですが)

この記事へのコメント

2019年06月24日 11:38
ご舅さんのご冥福をお祈りいたします
長い闘病、よく頑張られましたね
ご家族の介護をきっと感謝されて旅立たれたでしょう

猫ねこネコさんもどうかご自愛の程を
ヒロ
2019年06月24日 11:45
お悔やみ申し上げます。合掌

お疲れ様でした。
手続き大変ですよね。
わたしは11年前大変でした。
書類か足りなかったり、義母も連れていかなきゃいけない所があったり(^^;
暫く忙しいですが頑張ってください。
2019年06月24日 19:00
お舅さんのご冥福をお祈り致します
穏やかに逝かれたようで、何よりでした。
7年前のかみさんの時を思い出してしまいました。
無くなった後も色々な手続きがあり、期限があるので大変ですよね!
猫ねこネコさんもお疲れでしょうから、ご自分自身の体調を崩されませぬよう、お気をつけて下さい!!
2019年06月24日 21:59
アシナガバチを見るといろいろ想い出されるんでしょうね。
お疲れでませんように。
ご冥福をお祈りいたします。
2019年06月24日 22:02
お舅さん、とうとう逝っちゃいましたか。
お疲れ様でした。
アチラでは懐かしい人たちと楽しくやっていることでしょうね。
「嫁のおかげで助かったよ」って言ってますよ、きっと。
猫ねこネコさんもまだまだお忙しいでしょうけど気を付けてくださいね。
2019年06月25日 23:48
T&Mさんへ
コメント、ありがとうございます。
出棺の際、皆さんでお酒を口に湿らせました。
きっとおいしいって言っている事でしょう。
2019年06月25日 23:53
ヒロさんへ
コメント、ありがとうございます。
もうすでに、体験されていたんですね。
書類を読んでいて、意味が分かんない事ありますよね。
もっと分かりやすく書いて欲しいですよね。
同居でないので、我が家も姑を連れての手続き。
簡単にならないのかなって思います。
2019年06月26日 00:00
宮星さんへ
コメント、ありがとうございます。
舅名義で引き落としされているものがあるので、それらの手続きも必要です。
亡くなる数日前から喉が痛かったのですが、すぐに病院へ行ったので、無事に葬儀をすますことができました。
現在のどの痛みは無くなったですが、ハスキーな声になってしまい、家族からは笑われています。
2019年06月26日 00:08
コマダムさんへ
コメント、ありがとうございます。
数日間は見なかったアシナガバチでしたが、葬儀後に見かけました。舅がありがとうって言いに来てくれるているのかなって。
姑はまだ病院にいるような気がするって言っていました。私も舅の死が分かったような分からないような感じです。
2019年06月26日 00:12
ひじっ子さんへ
コメント、ありがとうございます。
そうなんです、とうとうです。
子どもたちは、あと少しって言いながら、全然じゃんって、オオカミ少年扱いでした。
だって、いろんな人たちがあと少しって言うんですもん。
きっとみんなで盛り上がっている事でしょう。
2019年06月26日 12:14
かなり前から覚悟されていたせいもあってか、
旦那様の反応が淡々としてたんですね(;´・ω・)。
亡きお舅様の年齢も考えるとそんな感じなのかなぁ。
猫ねこネコさん、お嫁さんとしては十二分に頑張ったのではないでしょうか。
きっとあちらで先に逝った方たちに自慢されてますよ。
手続きなどでまだ暫くはバタバタするでしょうが、
お疲れが出ません様に・・・。
2019年06月27日 11:54
Zakuroさんへ
コメント、ありがとうございます。
昨年から何度も、長くはないと先生から聞かされていましたので、覚悟はあったと思います。
まあ、自由に(わがまま)に生きた舅。年齢もあるし親兄弟では誰も80歳を超えていません。
こんなものかな~って思っているのでしょう。
舅、自慢してくれているかな~。そうだったらうれしいです。
2019年06月27日 21:34
お舅さん 頑張りましたね
ご冥福をお祈りいたします
葬儀の後も 色々とお忙しいでしょうから 体調にお気をつけてお過ごしください
2019年06月27日 21:51
旅立たれたのですね…。
ある意味、最後の最後まで生きることを楽しまれたという点もあったかもしれませんが残念です。
心よりご冥福をお祈りいたします。
お舅さんにとってまさしく「わしが自慢の嫁」だったでしょう。
これからはご家族を空から見守ってくれると思います。「いろいろ面倒かけたな。少しはお返しせんとな」とか言って。
しばらくは落ち着かない日々が続くと思いますがくれぐれも体調など崩されませぬように。
2019年06月29日 18:40
そうですか
旅立たれたんですね
安らかだったご様子なのも、良いお嫁さんが居たからでしょう
しかしどうにも、以前お舅さんが道で転んで犬神家みたいになってた話が印象的で…
ついでに重くて引き上げられないから痩せろって、なんかそのイメージがね…
ちゃんと逝く前にお姑さんにありがとうって言えたのかな
言えなくて、また今度会った時になっちゃったのかな
なんだかアシナガバチを見たら泣涙が出てしまいそうですよ
まだ色々な手続きもあることでしょうから、どうかご自愛ください
お義父様のご冥福をお祈りしております
2019年07月01日 09:13
みるしっぽさんへ
コメント、ありがとうございます。
舅、よく頑張りました。
姑ではいろんな手続きができないので、ぼちぼちとこなしていきます。
2019年07月01日 09:18
草凪みかんさんへ
コメント、ありがとうございます。
とうとう、旅立ってしまいました。
自慢の嫁だったらうれしいです。
お返しは倍返しでしてくれたら、もっと嬉しいです。
じいちゃん、頼むよ~。
風邪気味だったので、亡くなる少し前に病院で診察してもらっていてよかったです。薬のおかげで無事葬儀を済ませれました。
2019年07月01日 09:31
摩利紫天さんへ
コメント、ありがとうございます。
犬神家。。。。そうですね。
確か、そうコメントいただきましたね。
あんなにまっすぐ上には上がっていませんでしたが、土手下に体があったので、足しか見えず。。。
今思うと笑えます。
舅、最後はほとんど声が出ないし、耳が悪くなった姑では聞えず、お礼は言っていないので、今度姑が逝った時には言ってもらいます。
私が先だったら必ず言わせますし、後だったら確認をちゃんとしますよ。
アシナガバチ、また最近よく見掛けるから舅が訪ねてくれているのかな?って思っていたら、ただ巣を作っていただけでした。もちろんすぐさま撤去。
訪ねてくれるのは、たまにでいいです。毎日は困ります。

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